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まずはじめにお伝えしておかなければならないことがあります。
この記事は、日本化粧品検定に短時間の勉強で滑り込み合格したい人向けの記事ではありません。
コツコツ継続して勉強する方に向けての記事ですので、それ以外の人は「短期間」「滑り込み」で合格している別の方の記事を参考にされることをおすすめします。
改めまして、日本化粧品検定1級に一発で合格した「だいちり」と申します。
初めてこの検定を受けようとしている方は
どのくらい難しいの?
勉強時間や取り組み方がわからない!
と不安に感じている方も多いですよね。
検定に申し込む前の私もそのうちのひとりでした。
この記事では、私が検定に申し込む前に知っておきたかったと思う情報をまとめ、独学で日本化粧品検定1級に一発合格できた3つの理由について、詳しく解説しています。
- 初めて日本化粧品検定を受験する
- 絶対に合格したい
- どのくらい難しいのか知りたい
- どのくらい勉強したらよいのかわからない
- どうやって勉強したらよいのかわからない
全部で3分程度で読める内容になっており、最後まで読んでいただくと、おもに以下のことがわかります。
- 日本化粧品検定について詳しく
- 検定を受けるにあたってかかる費用
- どのくらい難しい試験なのか
- 受かるための勉強時間、勉強方法
- 受験して後悔していないか
試験問題を一通り解き終わったときには、すでに合格を確信していた私が、あなたの不安を自信に変えます。
公式サイトのリンクも貼っておくので、験担ぎの意味を込めて、以下より申し込みをしてみませんか?
以下はこの記事の目次です。
覗いてみたい方は[ ]の中をクリックしてくださいね。
あなたが求めている内容がきっと見つかります。
=この記事の内容=
【私】受験したのはこんな人
現在35歳、美容業界で働いていた経験はありません。
このブログ内でスキンケア用品の記事について書いていますが、お肌についてしっかり考えるようになったのは、ここ数年の話で、もともと知識があるわけではありません。
どこにでもいるただの主婦で、子どもが2人おり、幼稚園に通っています。
バスで帰ってくる15時〜子どもたちが寝る時間まで、習い事の送迎や家事などで自分の時間は一切なく、夜は子どもたちと一緒に「おやすみなさい」の生活です。
そんな中で挑んだ日本化粧品検定1級ですが、無事に一発で合格しました。
この記事では、その必勝法を詳しくお伝えしています。
【詳細】一目でわかる日本化粧品検定
受験資格 | 制限なし |
受験料 | 3級:無料 2級:6,000円 1級:12,000円 |
試験方式 | 3級:公式HPから受験 20問(試験時間20分) 正答率80%で合格 —– 2級1級:マークシート方式 60問(試験時間2級50分、1級60分) 正答率70%で合格 |
検定スケジュール | 3級:随時 2級1級:年2回(5月、11月) |
受験地 | 3級:公式HPにて開催 2級1級:札幌、仙台、水戸、東京、新潟、静岡、名古屋、京都、大阪、広島、高松、福岡をはじめ、各都市にて開催予定 |
申込方法 | 公式HPから |
※価格はすべて税抜表示
公式サイトはこちら→【日本化粧品検定】
2級も1級も60問中、正答率70%以上で合格です。
つまり、60問中42問を正確に答えられると合格です。
ということは、言い換えると「18問も」間違えても良いのです。
しっかり勉強すれば、合格できるような気がしませんか?
【なぜ】飛び級で1級を受けた理由
日本化粧品検定は3級→2級→1級を順を追う必要はなく、いきなり1級を受けることができます。
1級と2級の併願受験も可能です。※3級はいつでも気軽にWEB受験が可能です。
私が初めての日本化粧品検定の試験で1級のみを受験しようと思ったのには、「その級を取得する目的」に理由がありました。
3級 | ワンランク上のキレイを目指す |
2級 | 美容を語れる人を目指す |
1級 | 化粧品の専門家を目指す |
3級は間違えがちな化粧品の知識を正し、日常的なお化粧の疑問を解消するなど、今日からすぐに実践できる知識を習得することが目的です。
2級は3級の内容に加え、美容皮膚学を中心に肌悩みに合わせた化粧品の選び方やメイクアップ、生活習慣内容、マッサージなどのトータルビューティーを習得することが目的です。
そして、私が受験した1級は2級の内容に加え、化粧品の歴史、化粧品の中身や成分、ボディー、ヘア、ネイル、香り、オーラルケアまで幅広く理解し、さらに化粧品にまつわるルールや法律など、専門的な知識を習得することが目的です。
私が目指すものは、このブログの中で「成分や法律」を理解し、正しい知識をスキンケア情報をお伝えすることでしたので、3級も2級も受けずに初回で1級を受験しました。
【費用】合格するために必要なもの
日本化粧品検定1級を受験するにあたって、申し込みと同時に「公式テキスト」と「問題集」を購入しました。
かかった費用は以下のとおりです。
受験費用 | 13,200円 |
1級公式テキスト | 1,980円 |
1級問題集 | 2,420円 |
2級公式テキスト | 1,980円 |
2級問題集 | 2,420円 |
美容成分キャラ図鑑 | 1,320円 |
かかった費用 | 23,320円 |
※価格はすべて税込表示
1級のみの受験ですが、2級の範囲も含まれるので、1級と2級それぞれの「公式テキスト」と「問題集」を購入しました。
念のため、公式教材の1つである「美容成分キャラ図鑑」も購入しました。
公式テキストと問題集は勉強には必須ですが、「美容成分キャラ図鑑」はなくても問題はありません。
ただ、美容成分がイラストとマンガで楽しく学べるため、成分の知識を深めるには、とても読みやすく理解しやすい一冊なのでおすすめです。
2級の受験費用は6,600円(税込)であるのに対し、1級の受験費用は13,200円(税込)。
高いですよね。高いお金を払っているのだから、この試験は絶対に落ちられないと思い、勉強しました。
1級を受験する方の中には、「1級は公式テキストと問題集、2級は公式テキストのみ」を購入する方もいらっしゃるようです。
私は初めての受験だったこともあり、しっかり勉強したかったので、1級と2級どちらも「公式テキスト」と「問題集」を購入しました。
実際に1級を受験して、2級の問題も1割ほど出題されていました。
「たった1割」と思われるかもしれませんが、「たった1割」が合否を左右する可能性もあります。
問題に慣れるためにも、テキスト内容がしっかり覚えられたか確認するためにも、2級を軽視せず「公式テキスト」と「問題集」を購入することをおすすめします。
【難易度】どのくらい難しい?
しっかり勉強したので、実際に試験を受けてみて、難易度は低めに感じました。
とはいえ、初めて1級のテキストと問題集を開いたときは、2級とは明らかに違うテキストの厚さとカタカナだらけの成分に愕然としました。
▽公式テキスト
1級の方が厚いです。2・3級は絵や図もあり余白が多い印象ですが、1級はぎっしりと文字ばかりです。
▽公式問題集
1級の問題集は2級の問題集と比べて明らかにボリュームが違いますよね。
日本化粧品検定への合格は「頭がいい」「頭が悪い」は関係ありません。
試験範囲は決まっており、しかもマークシート方式。
公式テキストと問題集からの出題のみで、応用問題などもありません。
「覚えるか」「覚えないか」、ただそれだけなのです。
覚えられなかった人にとっては難易度は高めかもしれません。
しかし、しっかり覚えた人にとっては難易度は低いと言えます。
私も実際に受験して、問題集でやった問題が8割そのまま出ている印象を受けました。
試験問題を一通り解き終わったときには、すでに合格を確信していました。
【秘策】一発合格できた3つの理由
1級の試験範囲には2級と3級の試験範囲も含まれます。
子どもがいるとすべての時間を自分のものにはできず、なかなか思うように勉強時間が取れない日も多くありました。
だからこそ、ある秘策を取ったのです。
私が日本化粧品検定1級に一発合格できた3つの理由を教えます。
- トータルで勉強時間が長い
- テキストと問題集を繰り返した
- 問題集を完璧に暗記した
1_トータルで勉強時間が長い
日本化粧品検定1級取得に向けて勉強した期間はトータルで4ヶ月間。
ただ、4ヶ月もの間、毎日みっちり勉強したわけではありません。
小さな子どもがいる生活でそんなことは不可能に近いです。
毎日疲れ果て、子どもと同じ時間に就寝する生活の中、私が勉強した時間は「早朝」でした。
ちなみに朝活経験はありません。
朝方4時や5時に起きて勉強したと聞くと、「自分には無理!そんなに早く起きられない」と思われるかもしれませんが、子どもと同じ時間に寝るので睡眠時間は7時間前後とたっぷりです。
最初のころは、子どもを寝かしつけたあと、面倒だと思いながら起き上がって机に向かっていましたが、テキストを読み始めると15分ほどで机で寝てしまう毎日に効率の悪さを感じ、「子どもと一緒に寝て、睡眠時間はたっぷりとって、朝早く起きる」という方法を選びました。
これが自分にはとても合っていたようで、試験を終えている今でも同じ生活を続けています。
では、そんな中、2級と1級それぞれどの程度勉強したのかをお伝えします。
2級の勉強時間
2級は1ヶ月ほど勉強しましたが、やらなければならないことは他にもあるので、みっちり勉強したわけではなく、勉強する日もあればしない日もある・・・そんな感じでした。
このブログも更新する必要があり、勉強時間は長く取れないので、勉強したとしても30分や1時間程度。
感覚的には、「2週間毎日1時間」集中して勉強すれば、しっかり暗記できる内容です。
1級の勉強時間
1級も、勉強した期間としては2ヶ月間と長いですが、勉強する日もあればしない日もある・・・そんな感じでした。
ただ、やはり2級のときよりはしっかり勉強しました。
1回の勉強時間は、勉強方法に慣れてきたこともあり、1〜2時間程度。
感覚的には、「1ヶ月間毎日2時間」集中して勉強すれば、しっかり暗記できる内容です。
最後の1ヶ月間は追い込み
最後の1ヶ月間は2級と1級を繰り返し勉強しました。
たっぷり勉強できない日も多々ありましたが、1日5分でもいいので、問題集やテキストを開きました。
今までしっかり勉強できているのであれば、感覚的には、「最後の1ヶ月間は毎日30分」集中して勉強すれば、しっかり自分のものにできます。
2_テキストと問題集を繰り返した
日本化粧品検定には記述も応用問題もありません。
出題範囲は「公式テキスト」と「問題集」からのみ。
載っていなかった内容が出題されることはありません。
問題集は、2級が198問+模擬試験60問、1級が311問+模擬試験60問あり、全部で629問あります。
間違えた問題にはふせんをつけ、問題集で間違えた箇所のテキストを読み返しながら、何度も何度も繰り返し覚えました。
3_問題集を完璧に暗記した
試験問題は試験終了後に回収されるため、日本化粧品検定の過去問が世に出回ることはありません。
問題になれるには、問題集しかありません。
最終的に私は1級と2級の問題集629問(+早割特典でいただいた実践問題20問)を丸暗記して完璧にしました。
これを聞いて「自分はそんなに覚えられない」と思いますか?
私も勉強する前はそう思っていました。
しかし、先述したように、日本化粧品検定は「覚えるか」「覚えないか」、ただそれだけです。
私はわざわざ手書きでノートなども作っていません。
必勝法は「テキストをひたすら読んで、問題集をひたすら解く」です。
問題集は赤シートで消えるペンで正解に◯をし、赤シートで隠して繰り返し解きました。
間違えた問題にはふせんをつけ、何度も何度も繰り返し解いて、自分のものにできたと思ったら、ふせんをはずしていきました。
解答ページを開く手間が省け、効率的に勉強できるのでおすすめです。
実際に受験して、問題集でやった問題が8割くらいはそのまま出題されていたので、試験当日は問題を一通り解き終わった瞬間には合格を確信できました。
【感想】受験して良かった?
これはもちろん「YES」。
ブログ記事を作成しながら、勉強することは容易なことではありませんでしたが、何の資格もなく、美容ブログを書くことに引け目を感じていたので、「日本化粧品検定1級」の資格はとても心強いものとなりました。
1日の勉強時間は人と比べると短かったかもしれませんが、早い時期から余裕を持って取り組むことで、一発で合格することができました。
今回の試験で改めてわかったことがあります。
私は美容が好き。
初めて聞くカタカナばかりの成分や難しい法律の内容を勉強するのは大変でしたが、日本化粧品検定の勉強はまったく苦に感じませんでした。
知っている知識はより理解を深めることができ、知らない知識はどんどん学んで吸収することができました。
美容が好き、美容が楽しい。
この気持ちを忘れずに、正しい知識を身につけるための勉強を続け、この美容ブログでスキンケアについて発信し続けたいと考えています。
私がおすすめするスキンケアアイテムはだいちりブログにまとめています。